胸下まであるスカートを描画するプロンプトの紹介です。

概要

ウエスト部分が胸の下まであるスカートを描画したい場合があります。 Stable Diffusionで描画するプロンプトを調査します。

一般的な名称

一般的にウエスト部分が胸の下まであるスカートは次の名称で呼ばれます。

• コルセット スカート (corset skirt)
• ハイウエスト スカート (high waist skirt)
• エンパイア スカート (empire skirt)
• エドワーディアン スカート　(edwardian skirt) ※日本では使われない
• ヴィクトリアン スカート　(victorian skirt) ※日本では使われない
• スイング スカート (swing line skirt / swing skirt) ※マイナーな呼ばれ方

プロンプト

上記の一般的な名称以外に、以下のタグが利用できます。

タグ	意味	補足
high-waist skirt	ハイウエスト スカート

SDXL

それぞれのプロンプトで出力結果を確認します。

例1: high-waist skirt

画像生成結果は下図です。かなり高い位置までスカートが上がります。

例2: corset skirt

画像生成結果は下図です。"corset skirt"を記述した場合は、どのモデルでも、スカートとコルセットがそれぞれ分かれてしまい、コルセットスカートにはなりませんでした。

例3: high waist skirt

"high waist skirt"を記述した場合は、どのモデルでも、若干ハイウエストになりますが、胸の下までのハイウエストスカートにはならないです。

例4: empire skirt

"empire skirt"を記述した場合は、どのモデルでも、ウエスト位置が上がりますが、胸の下までにはならないです。

例5: edwardian skirt

"edwardian skirt"を記述した場合は、どのモデルでも、ウエスト位置が上がりますが、胸の下までにはならないです。

例6: victorian skirt

"victorian skirt"を記述した場合は、どのモデルでも、だいぶウエスト位置が上がりますが、胸の下までにはならないです。

例7: swing line skirt

"swing line skirt"を記述した場合は、どのモデルでも、若干ウエスト位置が上がりますが、胸の下までにはならないです。

Stable Diffusion 1.5

例: corset skirt

"corset skirt"を記述した場合は、どのモデルでも、スカートとコルセットがそれぞれ分かれてしまい、コルセットスカートにはなりませんでした。

例: high waist skirt

"high waist skirt"を記述した場合は、コルセットが描画される場合もありますが、ウエスト位置の高いスカートが生成できる場合もあります。

例: empire skirt

"empire skirt"を記述した場合は、コルセットが描画される場合が多いですが、ウエスト位置の高いスカートが生成できる場合もあります。 全体的にファンタジー風のデザインの衣装になる傾向です。

例: edwardian skirt

"edwardian skirt"を記述した場合は、コルセットが描画される場合やツーピースのドレスが描画される場合もあります、 ウエスト位置の高いスカートが生成できる場合もあります。全体的に落ち着いたデザインになり、上半身はブラウスのコスチュームになります。

例: victorian skirt

"victorian skirt"を記述した場合は、ツーピースのドレスが描画される場合が多く、コルセットが描画される場合もあります。 ハイウエストなスカートはあまり出力されません。

例: swing line skirt

"swing line skirt"を記述した場合は、"swing"に反応して縄跳びの縄やブランコが出力される場合が多いです。 胸の位置まである、ハイウエストなスカートはあまり出力されませんが、稀に出力されます。