Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較

Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の違いを比較します。

推奨サイズ

Animagine XL v4.0では以下の推奨サイズがあります。 推奨サイズでの画像生成結果を確認します。

向き サイズ 縦横比
正方形 1024 x 1024 1:1
横長 1152 x 896 9:7
横長 1216 x 832 3:2
横長 1344 x 768 7:4
横長 1536 x 640 12:5
縦長 896 x 1152 7:9
縦長 832 x 1216 2:3
縦長 768 x 1344 4:7
縦長 640 x 1536 5:12


以下、出力画像の解像度の違いによる結果を比較します。

以下のプロンプトで画像を生成します。

Prompt
Prompt: 1gir, blue windbreaker, white long skirt, white sneakers, standing, fullbody, masterpiece, best quality, very aesthetic, highres
Negative prompt: worst quality, low quality, bad quality, lowres, text
Model: Animagine XL v4.0
Steps: 30, Sampler: Euler a, Schedule type: Automatic

Animagine XL v4.0 opt

1024×1024
1024×1024 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像1

正方形サイズの出力は特に問題ありません。

1152×896
1152×896 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像2

1216×832
1216×832 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像3

1344×768
1344×768 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像4

1536×640
1536×640 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像5

横長の場合も推奨サイズでは問題ありません。プロンプトの"fullbody"指定もあるため、横長になるほど背景の面積が多くなります。

896×1152
896×1152 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像6

832×1216
832×1216 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像7

768×1344
768×1344 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像8

640×1536
640×1536 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像9

縦長の場合は、縦長になるほどキャラクターの頭身が上がる傾向にあります。640×1536の場合は高身長なキャラクターが生成されるケースが多いです。

Animagine XL v4.0 zero

1024×1024
1024×1024 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像10

正方形サイズの出力は特に問題ありません。

1152×896
1152×896 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像11

1216×832
1216×832 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像12

1344×768
1344×768 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像13

1536×640
1536×640 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像14

横長の場合も推奨サイズでは問題ありません。プロンプトの"fullbody"指定もあるため、横長になるほど背景の面積が多くなります。

896×1152
896×1152 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像15

832×1216
832×1216 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像16

768×1344
768×1344 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像17

640×1536
640×1536 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像18

縦長の場合は、縦長になるほどキャラクターの頭身が上がる傾向にあります。640×1536の場合は高身長なキャラクターが生成されるケースが多いです。

Animagine XL v4.0

1024×1024
1024×1024 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像19

正方形サイズの出力は特に問題ありません。

1152×896
1152×896 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像20

1216×832
1216×832 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像21

1344×768
1344×768 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像22

1536×640
1536×640 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像23

横長の場合も推奨サイズでは問題ありません。プロンプトの"fullbody"指定もあるため、横長になるほど背景の面積が多くなります。

896×1152
896×1152 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像24

832×1216
832×1216 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像25

768×1344
768×1344 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像26

640×1536
640×1536 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像27

縦長の場合は、縦長になるほどキャラクターの頭身が上がる傾向にあります。640×1536の場合は高身長なキャラクターが生成されるケースが多いです。

2:3

画像の縦横比を2:3に固定してサイズの違いで生成画像を比較します。
プロンプトは先の比較と同様です。

Animagine XL v4.0 opt

256×341
256×341 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像28

512×682
512×682 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像29

600×800
600×800 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像30

680×906
680×906 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像31

横幅256ピクセルではノイズになってしまい画像は生成できていません。512,600ピクセルでもノイズが多く出力としては問題があります。680ピクセル程度から許容できる出力になります。

768×1024
768×1024 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像32

800×1066
800×1066 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像33

960×1280
960×1280 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像34

1024×1365
1024×1365 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像35

横幅768ピクセル以上では問題なく出力できます。960ピクセル以上ではキャラクターの頭身がやや上がってしまう印象はあります。 またサイズが大きくなるほど、背景が精密になります。

1080×1440
1080×1440 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像36

1152×1536
1152×1536 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像37

1200×1600
1200×1600 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像38

1280×1706
1280×1706 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像39

横幅1080ピクセル以上では、キャラクターの頭身はかなり上がってしまいますが、プロンプトには従い、2人のキャラクターが表示されたりはしません。 また、キャラクターの体が崩れたりする現象も発生しません。ControlNetやimg2imgを利用すれば、頭身のコントロールもでき、実用上利用できる解像度だと考えられます。
背景の精密感は高いです。

1366×1820
1366×1820 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像40

1440×1920
1440×1920 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像41

1536×2048
1536×2048 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像42

1600×2133
1600×2133 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像43

横幅1366ピクセル以上では、キャラクターの崩れが目立ち始めます。背景の精密感や描写のダイナミック感は残りますので、 キャラクターの無い画像を出力する場合には大きな解像度を利用して生成するのはありかもしれません。

Animagine XL v4.0 zero

256×341
256×341 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像44

512×682
512×682 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像45

600×800
600×800 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像46

680×906
680×906 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像47

横幅256ピクセルではノイズになってしまい画像は生成できていません。512,600ピクセルでもノイズが多く出力としては問題があります。680ピクセル程度から許容できる出力になります。

768×1024
768×1024 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像48

800×1066
800×1066 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像49

960×1280
960×1280 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像50

1024×1365
1024×1365 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像51

横幅768ピクセル以上では問題なく出力できます。960ピクセル以上ではキャラクターの頭身がやや上がってしまう印象はあります。 またサイズが大きくなるほど、背景が精密になります。

1080×1440
1080×1440 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像52

1152×1536
1152×1536 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像53

1200×1600
1200×1600 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像54

1280×1706
1280×1706 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像55

横幅1080ピクセル以上では、キャラクターの頭身はかなり上がってしまいますが、プロンプトには従い、2人のキャラクターが表示されたりはしません。 また、キャラクターの体が崩れたりする現象も発生しません。ControlNetやimg2imgを利用すれば、頭身のコントロールもでき、実用上利用できる解像度だと考えられます。
背景の精密感は高いです。

1366×1820
1366×1820 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像56

1440×1920
1440×1920 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像57

1536×2048
1536×2048 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像58

1600×2133
1600×2133 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像59

横幅1366ピクセル以上では、キャラクターの崩れが目立ち始めます。背景の精密感や描写のダイナミック感は残りますので、 キャラクターの無い画像を出力する場合には大きな解像度を利用して生成するのはありかもしれません。

Animagine XL v4.0

256×341
256×341 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像60

512×682
512×682 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像61

600×800
600×800 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像62

680×906
680×906 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像63

横幅256ピクセルではノイズになってしまい画像は生成できていません。512,600ピクセルでもノイズが多く出力としては問題があります。680ピクセル程度から許容できる出力になります。

768×1024
768×1024 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像64

800×1066
800×1066 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像65

960×1280
960×1280 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像66

1024×1365
1024×1365 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像67

横幅768ピクセル以上では問題なく出力できます。960ピクセル以上ではキャラクターの頭身がやや上がってしまう印象はあります。 またサイズが大きくなるほど、背景が精密になります。

1080×1440
1080×1440 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像68

1152×1536
1152×1536 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像69

1200×1600
1200×1600 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像70

1280×1706
1280×1706 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像71

横幅1080ピクセル以上では、キャラクターの頭身はかなり上がってしまいますが、プロンプトには従い、2人のキャラクターが表示されたりはしません。 また、キャラクターの体が崩れたりする現象も発生しません。ControlNetやimg2imgを利用すれば、頭身のコントロールもでき、実用上利用できる解像度だと考えられます。
背景の精密感は高いです。

1366×1820
1366×1820 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像72

1440×1920
1440×1920 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像73

1536×2048
1536×2048 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像74

1600×2133
1600×2133 - Animagine XL v4.0 の画像サイズの違いによる生成画像の比較:画像75

横幅1366ピクセル以上では、キャラクターの崩れが目立ち始めます。背景の精密感や描写のダイナミック感は残りますので、 キャラクターの無い画像を出力する場合には大きな解像度を利用して生成するのはありかもしれません。


AuthorPortraitAlt
著者
iPentecのメインデザイナー
Webページ、Webクリエイティブのデザインを担当。PhotoshopやIllustratorの作業もする。 最近は生成AIの画像生成の沼に沈んでいる。
作成日: 2025-02-01
Copyright © 1995–2025 iPentec all rights reserverd.