Stable Diffusion WebUI Forge を利用して FLUX.1 で画像を生成する手順を紹介します。
Stable Diffusio WebUI Forgeをインストールします。インストールの手順はこちらの記事を参照してください。
FLUX.1のモデルをダウンロードします。手順はこちらの記事を参照してください。
今回の記事では、テキストエンコーダー,VAEが別ファイルのモデルを利用する場合の手順を紹介しますので、モデルもテキストエンコーダー,VAEが別ファイルのモデルをダウンロードします。
FLUX.1 Dの場合は以下のファイルをダウンロードします。
ダウンロードした、モデルをStable Diffusion WebUI Forge のディレクトリに配置します。
Stable Diffusion WebUI Forge のディレクトリを開きます。modelsディレクトリを開きます。
modelsディレクトリです。このディレクトリのフォルダ内にモデルを配置します。
(Stable Diffusion WebUI Forge の配置ディレクトリ)\models\Stable-diffusion
ディレクトリにFLUX.1 Dのモデルファイル flux-1-dev.safetensors を配置します。
(Stable Diffusion WebUI Forge の配置ディレクトリ)\models\VAE
ディレクトリにVAEファイル ae.safetensors を配置します。
(Stable Diffusion WebUI Forge の配置ディレクトリ)\models\text_encoder
ディレクトリにテキストエンコーダーの
clip_l.safetensors, t5xxl_fp8_e4m3fn.safetensors, t5xxl_fp16.safetensors を配置します。
モデルの配置ができましたら、Stable Diffusion WebUI Forgeを起動します。起動するとWebブラウザが起動し、下図の画面が表示されます。
上部の[UI]の[flux]のラジオボタンをクリックしてチェックを変更します。WebUIの表示がfluxのモードに切り替わります。
Negative Promptのテキストボックスがグレーアウトします。
[Checkpoint]のドロップダウンリストボックスをクリックします。選択できるモデルのリストが表示されます。
今回はFLUX.1 Dのモデルしかないため、"flux1-dev.safetensors"のみが表示されています。クリックして選択します。
続いて[VAE/Text Encoder]のドロップダウンリストボックスをクリックします。テキストエンコーダーとVAEのリストが表示されます。
VAEの"ae.safetensors"、テキストエンコーダーの"clip_l.safetensors", "t5xxl_fp16.safetensors"をクリックしてチェックします。(今回、t5xxl_fp8_e4m4fn.safetensors)は使用しません)
[VAE/Text Encoder]にモデルが選択された状態になりました。
プロンプトのテキストボックスにプロンプトを入力します。今回は以下のプロンプトとします。
[Generate]ボタンをクリックして画像生成を開始します。画像が生成でき、下図の結果となりました。
Stable Diffusion WebUI Forge を利用して FLUX.1 で画像を生成できました。